ジョジョ第5部におけるブチャラティチームのリーダーは間違いなくブチャラティです。
ブチャラティはチームを作り、そのチームに有能な(有能なスタンド使い)人物をスカウトしてブチャラティチームとして、活動していました。
もちろん、ブチャラティの言うことは絶対で、チームメンバーがそろっているときには、まずは、ブチャラティに一度聞いてからブチャラティが指示をするという形態をとっています。
逆にブチャラティがいなくてメンバーが二人や三人で活動しているときは、自己の判断で動くことが多いと思います。ジョルノの判断は後から思えば的確なのですが、実際に選択をする前には、メンバーたちと意見が食い違い、ジョルノに不信感も募らせていきます。
アバッキオは当初ジョルノが突拍子もないことを言うので、新入りのくせに生意気だと面と向かって言っていますね。
それが物語が進むと、ジョルノの的確で素早い判断に仲間たちも圧倒されていきます。そのうち、ブチャラティよりも幹部のように仲間を動かしていくとも思われるようになるくらいです。
皆さんの人生で、人生を変えるくらいの選択肢はどれくらいあるのでしょうか。
選択肢なんていうものは、生きてたらいくらでもあると思います。
お風呂に入るか、飯にするか、なんていう選択肢とも思えないことから、どこの学校やどこの会社に入る、どんな人と結婚してどこに住むなど、一回決めたら二度と変えられない選択肢まで、人生は選択に満ちていると思います。
本来、人間は一人なので、決めるのも自分自身です。
でも、選択肢が複数ある中で自分が信頼できる人が勧めてくれる選択肢には案外素直に従いませんか?
それは、その人が背中を押してくれるってことです。それって素晴らしいことだと思います。
ナランチャはブチャラティが組織を抜けると言った時に、自分では決められないからブチャティに「ついてこい」と命令をしてほしいと頼みますが、ブチャティは拒否しています。
ブチャラティは逆に自分で決めてほしいと突っぱねるんですよね。
僕は、人に命令するわけではないけれど、その人が進むべき道が明るくなるような助言ができるような人物になりたいと思っています。
サムケンさんがそう言われるなら、そうしてみようと言われるような人物になっていきたいです。
それは、おごりとも思われるかもしれませんが、そうやって、自分が泥まみれになったとしても、人の進む道を照らすような生き方をしていきたいと思っています。