このコロナが明けたとき、新たな時代が始まる。
まだ、どんな世の中になるのかもわからないけれど、
ジョジョにおける新たな時代は間違いなく2部から3部にかけてだろう。
物語もそうだけど、荒木飛呂彦先生の技巧としてもそうだ。
波紋から幽波紋(スタンド)へ。
これは、苦しみから生まれた。
荒木飛呂彦先生はもしかしたら、このまま波紋の物語を続けていくつもりだったのかもしれない。
けれど、担当者からいずれ波紋は飽きられるだろうという厳しい意見をもらった。
そんな苦しみから生まれたのが、超能力を具現化したスタンドという能力という発想だった。
もともと、飛呂彦先生は超能力の物語をやってみたいという構想はあったようだけれど、1部と2部の成功があったからこそ、封印はしていたのかもしれない。
それが、3部で形になったわけだ。
確かに、今コロナで本当に世界中の人が疲弊して生きる力を失っているかもしれない。
それに、まして、日本では、SNSで誹謗中傷が具現化して、本当に体も頭のぐちゃぐちゃになってしまった。
でも、そんなときこそ、みんなで力を合わせて新しいもの作り出せる!!!