最近、銀行業界を説明した本を読んでいる。
その中で、いかにも荒木飛呂彦先生が物語に活かしそうな載っていたのでちょっと引用してみよう。
「図解即戦力 銀行業界のしくみとビジネスがこれ一冊でしっかりわかる教科書」198ページの記事である。
不正をしてしまう人間心理とは
銀行員は、自分自身の資産よりはるかに大きい金額のお金を取り扱います。
その大金に目がくらんだり、厳しい営業ノルマから逃れたりするために横領や不正融資などを行った事件が過去に発生しています
不正には。「動機「機会」「正当化」という3つの要因があるといわれています。
例えば、営業成績を上げたいという「動機」を持っている渉外担当者が認知症をわずらった顧客の定期預金の満期の手続きをする「機会」があったときに、定期預金の金利は低いから投資信託に変えたほうが結果的に顧客のためになると「正当化」して勝手に満期金で投資信託を購入してしまうという事例が多発した。
「図解即戦力 銀行業界のしくみとビジネスがこれ一冊でしっかりわかる教科書」198ページの記事
特に3つの理由なんてミスタが勝手に言ってそう。
そして、第5部の暗殺チームの中には、それを勝手に解釈してボスに立ち向かったんじゃないかな。
そもそも、ブチャラティが、そしてチームの全員が、この3つのことに当てはまったんじゃないか。
ブチャラティという道を共にするのも、離反することになるのも。