そんな、本来嬉しい言葉が届かなくなる時がある。
僕が、本当に苦しかった時は、2度ある。
その2度とも、失踪(家出)している。
1度目は借金で首が回らなくなった時、本当に自殺寸前だった。
2度目は転職して、別の仕事で苦しくなった時。
何故だろうか、人間は、切羽詰まると人の話を聞けなくなり、自分の殻に閉じこもる。
実は、僕が失踪して、本来死ぬかもしれなかった日に、本当に自殺してしまった人がいるのは事実だ。
僕は、生き延びた。2回も。
そして、もう二度と自殺をしないと誓った。
どんなことがあっても、自殺しない。
自殺は一度しかできないけれど、自殺未遂は何度でもできる。
だけど、自殺未遂も二度としないと決めた。
人生には、逃げられることもあるということを知ってほしい。
僕は、すべての人の人生を知っているわけではないから、逃げられないこともあるかもしれないが、99%は逃げられることだ。
本当に自殺をしないと、ことが収まらないことなんて、そうそうあるわけはないはず。
そりゃ、自殺して、何かが解決することもあるかもしれないけれど、(よくは、しらないけれど)どれほどの人が悲しむことか。
だから、僕は、僕の人生をかけて、いま、苦しんでいる人の支えになろうと決めたんだ。
ぼろ雑巾のように捨てられてもいい。それが僕の選んだ道だから。
結婚できなくても、ちゃんと正社員になれなくても、まともな給料をもらえなくてもいい。
いまは、生きているだけで幸せだ。家族がいるから、多くを望まなければ、餓死することもない。
人のために尽くして、何も見返りを求めなくて、そうやって死んでいくのなら、後悔はない!!
だから、今は、苦しいかもしれないが、今、生き延びて、その生き延びた力を今、苦しんでいる誰かのために使ってほしい。
それが、僕の望みです。
これからも、そうやって生きていきます。