未来の不安というものは一体何か。
それはまぎれもなくお金の問題である。
手取り15万でどうやって暮らせていけてるのか。
僕は、結婚もしていないし、子供もいない。
母は亡くなっているので、父親と生活している。妹は結婚して家を出ている。
生活費は入れていない。
だから、暮らせていけている。
しかし、それが未来の不安へと直結している。
今は、43歳、スイミングスクールの契約社員。すでに13年目。
しかし、手取り15万。
僕は今までに何度も仕事を放り投げたことがある。
いきなりやめる。仕事に行かない。疾走する。
仕事をしてちゃんと辞めたのは数えるくらいしかない。
逃げ出したのは、6回くらい。
自殺未遂も2回だ。
仕事はすれども、いやになっては逃げだして、自殺未遂をしてを繰り返す生活だった。
でも、今の仕事が苦しいながらも10年以上続いているのは、奇跡なんだ。
1年続いたことがほぼなかったから。
給料の面で人と比べて悲しんでいる自分がいる。
しかし、逃げ出した回数は人と比べてはいけないくらい多い。
これを書いているうちに逆に心が安定してきた。
正社員でメンタルもめっちゃくちゃ安定しているなんて都合のいい仕事はそうない。
たとえ、給料がほかの年代の人の半分以下でも、自殺しないで生きているほうがいい。
そう、このブログを書いているうちに思えてきた。
思えてきたというより、実際そうだったというのを自分自身との対談で分かった。
親がなくなったらどうしようとか、思わなくてもいい。
なるようにしかならない。
もしも、本当に苦しくなったら、生活保護を受ければいい。
僕は、正しく規則正しい生活をしている、ただメンタルが弱いので、正社員には、向いていないそれだけだ。
仕事には役に立っているし、世の中の役には立っている。
子供に問われた。
なんで、スイミングスクールの先生になったのかと、僕は答えた、子供たちに希望を与えたいと。
それが答えだったんだね。