D4C 彼女の拒否反応

彼女ならスキンシップ作戦は、いいと思ったが、見事に崩れ去った。

彼女は、肉体関係を持つことを嫌っていた。もともとそういうのは嫌いと伝えてくれていたが、2人きりになったときに、抱きしめて胸を触ったら超絶拒否反応をされた。

2度と触らないから、許して許してと伝え、ようやく許してもらった。

心は、本当に寄り添ってくれている、しかしその昔ストーカーにあったらしく、男性恐怖症らしいのだ。

それでもハゲで、デブで、給料安い僕を選んでくれたのだ。

なので、彼女なら、スキンシップ作戦は失敗に終わった。

D4C 自問自答

今までの僕は、D4Cを、制御出来なかった。とにかくD4Cをしなきゃならないと。

近くにドーム球場があって、そこにイベントがあったら、わざわざ時間を合わせて満員のラブトレインに乗り、D4Cを行っていた。

ところが、彼女ができて数週間がたったとき、もしD4Cがバレたとき、逮捕されたらどうなると自問自答を始めた。

答えは、破滅。

その日からD4Cをどうやめるかの自問自答が、始まった。

そして出た答えの一つが、彼女にだけさわるだった。

他人ならD4Cだ。

けれど彼女ならスキンシップだと思った。

D4Cをやめたい 継続する

彼女が出来たらD4Cをやめる

そう言い続けてきて、47歳にして初めてちゃんとした彼女ができた。

僕は、毎週、木金が休みなんだけど、わざわざ早起きしてまでD4Cをしていたんだ。

朝のラッシュ、オラオラオラオラオラオラオラオラ

夕方のラッシュ、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

もちろん逮捕されるリスクを抱えて。

僕は、初めて出来た彼女と、ラインをしながらD4Cをしていた時もあった。

しかし、言い続けていたことはやっぱり嘘だったのかと!自問自答を始めた。

D4C いともたやすく行われるえげつない行為

D4Cのことを説明しよう。

人には、触れられたくない場所がある。

まあ、本来、他人のどこを触れても、D4Cにはなる。

しかし、えげつないということになると、それは、服に隠れている場所になる。

しかも、上半身ではなくて、下半身だ。

下半身は、密室では、見つかりにくいから。

そこを平気で触れていく。

それがD4Cなのだ。

彼女が出来たらD4Cをやめる

彼女が出来たらD4Cをやめると、自分に言ってきた。

逆を返せば、彼女ができないから、D4Cをし続けているんだ、と、勝手に思って生きてきた。

しかも、永久に彼女は出来ないからやめることはないと思い続けてきた。

なにせ、47歳になっても普通に付き合ったことなどないのだから。

それが今年になって人生で初めてちゃんと付き合えることが出来たのだ。

そう、本当の苦しみはそこから始まるのだ。

D4Cとの戦い 依存症とどう戦う?

いともたやすく行われるえげつない行為 のことをD4Cと呼ぶ

その行動は誰の許可を得ることなく行えて、自分は快楽を覚える

逮捕されるリスクはもちろんある

だがその行動は密室で行われることが多く、受けた相手は何事もなかったように済んでしまうことも多い。

それゆえに、慢性的にD4Cを行なっているもの、慢性的に受けている方も多い。

僕は、D4Cが、やめられない。

何度もやめようと誓った。だが長続きがしない。