始まりはジョナサンとディオだった。
前にもこのブログで伝えましたように、ジョジョ1部の途中までは、ただの一個人同士の戦いです。
しかも、ジョナサンもディオも何の能力も持っていません。
そう、この戦いはまだ私闘にすぎません。
ジョースター家を乗っ取りたいディオ、守りたいジョナサン。
むしろ、こういう何気ないシーンにもジョジョファンなら目を配りたいものです。
すべてのコマにおいて、飛呂彦先生の血と汗と涙の結晶のコマ割り。
躍動感あふれるアクション、そして擬音、空間の把握。あふれだすようなオーラ。
ただ、ディオの腕を捕まえるだけのコマなのに、ここまで緻密に計算されているんですよ。
そして、この目。この目には決意が表れています。
どんなことをしても、ジョースター家、父を守るという決意が表れています。
のちに、出てきますが、この当時のジョナサンには、腕一本を落としてもいいという覚悟がありました。
今、この世の中に生きている僕たちは、どうやって覚悟を決めているんですか?
絶対に何かを成し遂げたいという強い気持ちはあるんですか?
ジョナサンには、あります。自分の命よりも自分の幸せよりも大切なことが。
ジョースター家を守るという使命が。
今の僕たちが忘れかけていることってそういうことだと思います。
もちろん、ご家族がある方はそのご家族を守っていくっていう何よりも大切な使命があります。
それももちろん大切です。
でも、僕は、父と妹はいますが、奥さんや子供はいません。
だから、より思うんです。
自分自身や家族だけを守るだけじゃなくて、日本を守っていくくらいの強い気持ちが必要なんじゃないかという。
今の僕には、まだ、何にもできません。
でも、今の絶え間ない努力によって財力をなし、それを使って、この世の中で苦しんでいる人を救いたいと思っています。
お金を配るのもいいでしょう、僕は、日本人一人一人がこの日本、いや世界で苦しんでいる人が一人でも少なくなるように目を向け、そして努力していく姿こそ、日本が将来、世界をリードしていく国になっていくんではないかと思っているんです。
そして、日本にあって、他国にはないもの、それは、ジョジョがあることです。
ジョジョがあれば、日本人は必ず強くなる!みんな、だから、ジョジョを読むんです。
そして、ジョジョのように強くなるんですよ。
ジョジョが生まれて国に生まれて僕は誇りに思っています。
だから、必ず強くなる!!