無事、萩を出発して、長い電車の旅がまた始まった。
今回の旅の目的の一つに超能力の強化というものがある。
いわゆる、スタンドの力だ。
僕には、未来予知できる力がある。
そんなものあるわけないと思うけど、確実にある。
何度もある。一回や2回じゃなくて何十回もある。
しかし、それが発動されるタイミングが分からない。
だから、それをわかるようにする必要がある。
自分の研究の結果、その力には、大自然の力が必要なのだ。
どうも、大自然に身を置くとその力が、わいてくるようなのだ。
今回の旅に東京や大阪などではなく、萩といういなか(萩の人ごめんね)を
選んだのもそういう意味もある。
だから、何もしなくて否かの景色を眺めるのも、時間をかけての長旅もちゃんと意味のあることなのだ。
何かをしないといけない。
それは、違う。いや、人によって違う。
今の僕は何もしなくてもパワーが回復していく。
むしろ、しないほうがいいこともあるってことだ。
人それぞれなのに、何かをしなくちゃいけないと思い込むほうがだめだ。
だから、ゆっくりする。そういう意味でゆっくりする。