ジョジョにおいて、スタンドの登場は発明だと、以前の投稿で言いました。しかし、まだまだこの段階では、飛呂彦先生も手探り状態だと思います。
飛呂彦先生の著作などを見ると、キャラクターの作成は、身上調査書を、書いて、ありとあらゆる細かい設定なども登場させる前に決めるとありました。
もちろん、途中で設定なども変わることもあるでしょうが、ほとんど最初の時点で決まっていることでしょうね。
そもそも、ジョセフが、使っていた波紋をフェードアウトさせて、スタンドに変化させないといけないという過程で、ストーリー作りや、ジョセフの、第三部での、キャラクター作りに、葛藤は、あったとおもいますよ。
2部のジョセフのように、一部のジョナサンと直接絡みがなければ、承太郎は、波紋が、遺伝しなかったとすればよいだけですんだはずです。
でも、それだと、ストーリーが薄くなる。波紋は使えるんだけど、スタンドが発動したと伝える設定が必要であったということです。
それには、ジョセフを、出さざるを得なかったんですね。
そのため、ジョセフの、スタンドは、他のキャラほど強力ではなく、旅を導くキャラになっていますね。
でも、それが、いい味を出してきますので、そこまで計算され尽くしているのであれば、やはり、飛呂彦先生は、天才ですね。