生きづらさとは、何故僕だけ違う。そのヒント。

人間は、みんな、同じ姿かたちをしているのに、あの人は、みんなできるのに、僕はなんにもできない。

こんなことを思っている人はいませんか?

僕は、そのことを常に思っています。

僕は42歳にもなるのに、結婚もしていないし子供もいない。給料も安い。

僕は何もできない人間に生まれたからだ。

そんなことばかりを思っていしまうんです。

今、ちょうどNHKの哲学の番組を見ています。

その番組でフーコーという人がこういっているとありました。

「なぜ、絵画や建物が芸術作品と言われ、私たちの人生は、そうではないのでしょうか。個人の人生は一つ一つ異なっていて美しくいわば一個の芸術作品ではないのでしょうか。」

ひとりひとりが芸術作品のように自分なりの人生を選ぶこと。それこそが生きづらさを抜け出すヒントとなる。と言っているとのことです。

まさしく!!

僕は、人とどう違うとかばかり、気にしていました。

でも、実は、若いときは、人と同じことが嫌で嫌でたまらなかった。

でも、そうやって、人と違いを無視してきたら、今のような人生になってしまった。

だから、人と違うことを憎んでいた。でも、そうじゃなかったのかもしれません。

僕は、自分のままでいい。

それが、芸術作品。誰にもまねできない、芸術作品。

そして、生きているだけでいいんだ。

僕の知り合いの友達が40歳近くでがんで亡くなったと報告を受けました。

なんて、若いの!

僕は、生きているだけでいい。そして、その中から、人にエールを与える道を進む、それだけでいい。

金持ちになるとかならないとか、世に名を成すとか、そんなことばかり考えていたら、本当に人のために役に立つことなんてできませんよね。

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