今の世の中、行き当たりばったりではだめで、いろんな先行投資が必要だ。
しかし、先行投資というのは、必ずしも、結果が伴うわけではないかもしれない。
100万円分の勉強の本を買って、100万円分の利益やその内容に見合った見返りが得られるとは限らないのだ。
しかし、それをけちってしまえば、結局何もしたがらない人間になってしまうだろう。
そういうのは、いやだったから、僕はありとあらゆる先行投資をこの3年間やってきた。
今まで、何のために生きるかわからなかった、その反動もあるかもしれない。
案の定、先行投資し始めは、何のためにそれを行っているかが、わからないことが多い。
そして、この勉強なり、行動なりをずっと続けていいのかも、不安になる。
そんな時、もちろん、僕はこう考えた。絶対に成功できる。この先行投資は無駄にならないと。
もう一方で、こんなに頑張って勉強したり、先行投資したりしたのだから、この人生に何も起こらなくても、それも運命。
そう、運命の奴隷だと考えるようにした。
そうすると、心が楽だ。
僕は、こんなに頑張ってる。それがいいのだ。
それで結果が出ればよし、出なければ、運命の奴隷には逆らえないということだ。
しかし、僕は眠れる奴隷だ。
決まり切った未来を変えることができるかもしれない。しかし、それさえも運命の奴隷なんだ…。