読みました。
何というか、ジョジョであり、ジョジョじゃなかった。
でも、それは、とてもいい意味です。
もちろん、スタンドというスタンドは出てきませんし、戦いの場面も特にあるわけではありません。
露伴を使った読み切りみたいなものでしょうか。「岸辺露伴は動かない」の中に含まれていても、決しておかしくない内容です。
カラー制作をはじめから意識されてるからでしょうか。コミックスに色を塗ったものとは一味も二味も躍動感が違っていました。
岸辺露伴は動かないと違って、よく、岸辺露伴が動くので、露伴の登場回数も多いのが特徴です。
ジョジョの5部のアニメでもそうですが、主人公たちの色が変化していたのも、本作も同じでした。特に、露伴の刈り上げ部分の色は3色ありました。
一部、ストーリー上の矛盾はあった感じですが(シーザーとツェペリ男爵的な)、とても、面白く見れましたよ。
実際のルーブル美術館とコラボしているだけあって、これ、実話かな?と思うくらい設定がリアルです。
ちなみに、僕も、実際に日本語版のルーブル美術館の検索サイトにワードを検索してみましたが、やっぱり、飛呂彦先生の創作のようですね。
ここを見られている皆さんも、もしかしたら、スピンオフ作品は見られていない方もいらっしゃると思いますが、ぜひ、そちらも見てください。
個人的な意見ですが、岸辺露伴は動かないよりも、楽しかったと思います。